Wonderland
青柳ひづる〜舞と踊りと旅と〜

舞踊とは、ダンスとは、                 

踊るとはなにか、舞うとはなにか、ダンスとはなにか、

或いは振付とは、作品とは、舞台に立つとは、・・・・・・・

踊るものなら必ず考えるだろうし、通る道だろうと思う。

私も考えたし、まぁ、今も考えるけど、

でも考察する・・・というような考える・・・とは

なんだかずいぶんと感じが違ってきた気はする。

それがいいのかわるいのかはわからないけれど、

今はあまり踊りとはなにか、等について

考察はしなくなった、気がする。

いつからか、それは、どちらかというと、やること、になった気がする。

まぁ、習作展という修行と、津々浦々という修行によるもの、は

少なからずあるとは思うのだけど。

 

先日のシアターXでの公演に

長い付き合いの友人が観に来てくれた。

彼女はずいぶんと私の出る公演を色々観てくれている。

ダンサーではないのだけれど、とても踊りが好きでいてくれて、

そして、ダンサーではないけれど、とてもとても深く

そしてとても素直に舞台を、踊りを感じてくれる、

本当に有難い人の一人。

その彼女と舞台の後で話したときに、

「ここにはさ、踊りの本質がある気がする。

じゃあ踊りの本質ってなにか、って言われたら

なにって言えないのだけど・・・・・・・。」と。

それはとても嬉しい言葉だった。・・・そう・・・

ムービングアースはダンスカンパニーではあるけれど、

ダンサー集団ではない。

踊りの経歴も年齢幅も、踊りに対するもの、も本当に違う。

その違いは様々なものをうむ。

本当に本当にほんと〜うに・・・・・・・様々なものをうむ。

それでも・・・踊りの本質みたいなものがある気がする・・・。

でも、じゃあ踊りの本質ってなに?といわれるとわからないのだ。

全然わからない。答えられない。

彼女が言ってくれた、本当にその通り。

だからといって、ここでやっている踊りこそが、踊りの本質、本質の踊りなの?

と言われると・・・・・う〜ん、それは・・・・・となり、・・・

それでも・・・踊りの本質みたいなものがある気がする・・・となり、

結局は、・・・なんなんだろうな、なんなんだろうな、・・・

・・・とあるようなないようなものを追っている。

 

さて、そして先日、振付とはなにか、を問われる機会があった。

私も振付を頂いたり、振付したり、ということをしてきているけれど、

それは規制でも、ルールでも、決められたことでも、

ない気がするのだけどなぁ・・・

と、いうのが現時点の私の実感だった。

ある種の規制でもあり、ある種のルールでもあり、

ある種の決められた(与えられた)ことではある・・・

ともいえる・・・のだけれど、・・・う〜ん、なにか違うのだよなぁ・・・

やっている身としては、そういう感じじゃないのだよなぁ・・・

でも、私が振付したり、されたり、の範囲は

今は、ものすご〜く限られたところだからなぁ・・・

だいぶ偏ってはいるだろうな、とは思いつつも。

 

でも、ふとそんなことを改めて見つめる機会を与えてもらえるのは

有難いことだ。

自分だけの範囲ではわからないから。

 

 

さて、「・・・」だらけの考察(考察してないけど。)はこの辺にして

子どもたちの作品の振付しよう!!!

 

 

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新たな道へ                 

ケイタケイ'sムービングアース・オリエントスフィア

久々の東京劇場公演、無事終了しました。

お越しくださった方、関わってくださった方、メンバー、スタッフさん、

そして、応援や支えてくださっている方、

本当にありがとうございました。

 

今回の公演は今、自分でわかっている、感じているよりもずっと

もしかしたら深い、大切な経験をさせてもらったのかもしれない・・・

と思います。だから、今の自分で紡げる言葉ではどう言ったらいいのか

まだよくわからなくて、言葉にできない感じがしています。

 

踊った本人たちよりも、もしかしたら見てくださった方の方が、

特に長く見続けてくださっている方はなにかしら・・・

今までとは違うなにかを感じとってくださったのかもしれない・・・。

あるいはとても愛のある眼差しで見守ってくださったところに

なにか・・・なにか多分とても大切なことが秘められているような気がして、

なんだか私が今まで思っていたこととか、勝手に想像していたこととか、

わかった気になっていたこと、なんていうのは

とてもとてもちっぽけで、浅はかだったのかもしれないな・・・

ということを知りました。

 

そういうことを知れただけでも、本当によかったな、と。

それは自分だけでは絶対にわからなくて、

他者の中で色々な思いをしながら、でないと

私にはきっとわからなかったのだと思います。

そう思うと、そういう場に巡り合えていることは

本当に奇跡のような、有難いことなのだと気付きます。

 

そして、それを知ったところで、

ここからがむしろ本当の意味で修行の始まりなのだと思います。

そこを知ってしまったら、その道に入らなければならない・・・

 

そう、それは図らずも春の祭典のソロにおいて

ケイさんから要求されていたこと・・・・・そのものではないのか・・・

そんなことを託されていたのか・・・?

 

 

でもそれは、多分私自身が自分では気づかずも

奥の奥のところでとても望んでいたことなのだろうな。

ここ数年、ずっと自分の中に渦巻いていたなにかもやもやしていたことは

ここに至るためのものだったのではないかな。

そう思うと思いあたることが色々、ある。

 

 

でも、ちゃんと見守られている・・・様々な存在に。

それはたしかに感じています。

だからその道をゆく。

 

そして踊り続けていこう、そう思います。

 

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舞い踊り初め                 

2017年になりました。

あっという間の年末年始でした。

本年も宜しくお願い致します。

 

 

1月3日

舞初め。

気持ちよく晴れた清々しい日よりの中、

都内の神社にて、仲間たちと共に約2時間の奉納舞。

でもあっという間でした。

年始から舞わせて頂いて有難かったです。よい年明け。

お世話になったみなさま、ありがとうございました。

今年は舞のおつとめもがんばっていきます!

 

 

1月8日

お仕事させて頂いている、障がい児施設にて

年明け初のダンスプログラムでした。

2013年秋からプログラムを担当し、今年で4年目になります。

障がい児(者)の方々とダンスで関わることは

もうずいぶん長いこと様々な場でやらせて頂いていますが、

自分がリーダーとしてプログラムを担当したのは、ここが初めてでした。

やってみて痛感したのは、今までどれだけ関わってきたかなんて

どれもこれも通用しない・・・ということでした。

ここにいる子どもたちとどれだけ場を作っていけるか。

それはもうここと向き合う以外なにも方法はない、ということでした。

それは本当はここに限ったことではないのだけれど、

それをもうガツン、と教えてくれる子どもたちです。

ずいぶんと試行錯誤してきたし、今も試行錯誤まっただ中です。

 

でも、はじめは本当にダンスプログラムにすらなかなかならなかったけど、

本当にちょっとずつちょっとずつ・・・・・変化させていきながら

(いきなりの変化が難しい子もいるので・・・)

自由に踊るというのは、ここでは難しいかな、と思ったこともあったけれど、

いつしか、ちょっとずつちょっとずつ・・・自由に踊ってくれるようになって、

そう思うと少しずつでもみんなと場作りが出来ているのかなあ。。。

また、その場を一緒に楽しみ、助けてくださっている

スタッフさんやボランティアさんにも本当に感謝です。

(本当に、これがとても大きいと思う。)

 

これからも試行錯誤しながら楽しみながらがんばります。

 

 

 

そして!

今月末はこちらです!!!

 

2017年1/28(土)19:00〜  /  1/29(日)15:00〜

会場:シアターX(両国)

ケイタケイ’s ムービングアース・オリエントスフィア公演

 Light,part42「春の祭典〜農地に立って〜」

 Light,part44「竹林」

 (※2作品上演です。)

詳細はこちら→ケイタケイ’sムービングアース・オリエントスフィア

 

 

再びの「春の祭典」。

もう何回踊っているのだろう。

劇場だけでなく、様々な土地の野外でも踊らせていただきました。

様々な地と様々な天の間で

その度に新しい何かがやってくる。それがこわくも楽しい。

また再び春の祭典に取り組めることを有難く思います。

今回は久々の東京劇場公演。

どんな春の祭典の場が立ち上がるのか。

どんな場でも、なにがやってきても、

結局はあの時のボスの一言に尽きるのだろう。

再び春の祭典に取り組むことになったはじめのソロリハーサルの時に

言われた一言・・・・・

もう、踊ることの追求そのもののこと。

その世界に少しでも近づけるような一歩になるように。

 

そして、昨年の津々浦々ツアーで初演した「竹林」。

こちらは今まで野外でしか踊ったことがありません。

三保の松原、身延山、大洗海岸・・・本当に毎回全然違う竹林でした。

(3回目の大洗海岸公演なんて、雨の中の無音公演でしたし・・・・・)

劇場という空間の中で、どのような竹林の空間が生まれるのか。

静かな、そして不思議な異空間が立ち上がるとよいな、と思います。

 

 

さきほども書きましたが、

ここのところ、東京以外の野外公演がほとんどだったので、

東京劇場公演は本当に久々です。

珍しい機会なので、ぜひ、劇場まで足をお運びいただけたら、と思います。

 

 

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光を浴びて                 

11月27日

長野「シピリカ」にて

 

 

 

©塩島千典

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秋の舞・踊り場、ありがとうございました。                 

9月のツアーが終わり、

有難いことに引き続き舞と踊りの場を頂き、

10月11月とあっという間に過ぎてゆきました。

 

 

11月20日(日)

都内の神社さまで初の奉納舞。

縁あって、ずっとやりたかった舞を始めて約1年。

先生からお許しを頂き、先輩方にたくさん助けて頂きながら、

初めてのご奉仕。

ずっと踊りをやってきている、なんてことは

舞の場では、ご神前では、

まったく関係ありません。

まぁ、本当は舞の場に限らずですけどね・・・

まっさらな状態でただただ舞いたい、と。

まぁ、これも本当は舞の場に限らずですけどね・・・

舞にも踊りにも本当にすべてがあらわれてしまうから・・・

 

舞にしても踊りにしても、

もちろん違いはあるのですが、

私の中で、根本的な、とても根本的な・・・源は同じ・・・

それを観念でなく、身体で知りたい、と

知りたいというか、ただそうなっていたい、というか、

・・・舞を始めた理由もそこにあります。

 

同じだけど違う。

違うけれど、やっぱり同じ。

 

ご神前、という場のおかげなのか、

振付の、そこにある型のおかげなのか、

不思議と舞っているだけで無心になるというのか・・・

なにも考えられないような状態で舞えたような気がします。

有難い体験でした。

 

踊りは、・・・というか私は踊りの時は

もうちょっと邪念が出てきてしまう感じがあるから・・・

たいへんだなぁ・・・・・・。

 

 

11月23日(祝)

こどもクラス「星のたね」の合同練習。

久々の(・・・といっても、夏にも一緒に踊ってるのですが。)

相模湖組、高尾組の来春の発表会に向けての合同練習日でした。

なんというか、踊りの稽古ももちろん必要なのですが、

それだけではない、共にするなにか、共有するなにか、・・・・・

そういうものが踊りの、発表の時に生まれるものを形作る、なにかになる・・・

それは表立っては出てこないものだけど、だけど、確実に

なにかが変わってくる・・・・・そんな気がしていて。

だけど、それは傍目から見ると、踊りのお稽古では全然ないから、

これが何になるの?と思われることもある・・・。

(実際、今までワークショップの場ではそう思われて、

親御さんに怪訝な顔をされたことも多々ある。)

でも、この「星のたね」に関わる親御さん方はすごく理解してくださる・・・

むしろ、親御さん方も楽しんでくださる・・・・・

すごく恵まれていると思うし、有難いです。

 

この日も近くの神社にみんなで出かけました!

ここは昔、藤野農村歌舞伎をやっていたところでもあり、

回り舞台やせりがあるのです!素敵!!!

 

「星のたね」の詳細、様子、発表会までの過程などは

こちらで時々レポートしています。→「ひとつぶの種・星のたね」

 

 

11月27日(日)

長野「シピリカ(吉野家書店)」にて。

<光を浴びて>

一枚の絵から生まれた詩と音楽と物語と踊りによる舞台。

この絵が導いてくれました。

 

これは前日リハーサル前なので

まだ場がごちゃごちゃとしていますが・・・

会場の「シピリカ」。(アイヌ語で最も美しいという意味だそうです。)

吹き抜けで天井が高く、フロアの見えないところにも

ものすごいこだわりが秘められていて。

気持ちのよい場所です。

 

きちんとご一緒するのは初めての方々ばかりで、

それぞれの、様々な違いにそれぞれが戸惑いながらも、

試行錯誤し、関わった方みんながもてる全てを総動員し、

形にしていくことが出来ました。

本当に共演者だけでなく、スタッフさん、裏で支えてくださった方、

全ての方が本当に本当に出来る限りの力を尽くしてくださった、

その力の結集、結晶の舞台だったと思います。総合力。

それがなければ成り立たなかったと思います。

ありがとうございました。

 

ここのところ、私はムービングアースを筆頭に、

よく知っている仲間や、よく知っているスタッフさんとやることが

多かったので、それが当たり前、になっていることが

知らず知らずのうちにあるのだと思います。

でも、そうではないところへ、身一つで飛び込むと、

自分にとって、舞台だったり、舞台に立つことだったり、

踊ることだったり、がなんなのか、問われるというのか・・・

そういう芯のところをすっとして、

それでいてしなやかに、そこに臨み、そこに立たないと、

やれないのだな、ということを再認識させられました。

 

本当に・・・・・

この舞台にあたっては、内外的にいろいろなことがありました。

 

それでも、自分は自分のお役目をする、と

ざわざわしたものに惑わされずに、

すっとした心身でいられるかどうか・・・と、試されていたのかな・・・。

今はそれらすべての出来事や経験に感謝しています。

 

 

本番では色々なものが私を踊りに導いてくれたように思います。

 

関わって下さった方、もの、場、すべてに・・・・・

ありがとうございました。

 

こちらにリハーサルや本番の様子など少し載せてくださっています。

「シピリカ(吉野家書店)」

 

この舞台をもって「シピリカ」は冬期休業に入られます。

その今年の締めくくりの場に立たせて頂いたことも

有難く思います。

これからも、よきエネルギーの生まれる場となりますように。

 

 

 

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