Wonderland
青柳ひづる〜舞と踊りと旅と〜

石巻日記                 

石巻と音種♪のご縁、

サルコヤ楽器さん、大街道ツクイデイサービスさんとの出会い、

について、2011年当時のことから、音種♪代表の成松さんが

かいていらっしゃいます。→こちら。

 

私はこの音種♪の石巻ツアーに昨年から参加させて頂いています。

私自身はその当時、個人的に岩手と福島の方に行っていたので、

音種♪仲間たちの石巻での活動を知っているわけではありません。

でも、こうしてご縁を頂いて、石巻ツアーに参加させて頂いていますが、

これは2011年から続く流れの中に身をおかせて頂いているのだと

受け止めています。

 

 

サルコヤ楽器さんの店頭にて。音種♪

そして、GQ(ゴスペルスクエア)ファミリー

チーム石巻のみなさん。

 

サルコヤ楽器の井上社長は音楽愛、楽器愛に溢れています。

御年88歳でいらして、普段は足などお悪いご様子なのに、

この店頭での音楽が始まるとちいさな脚立にお一人で立ち、

演奏中ず〜っとビデオ撮影されていました。

そして、「やっぱり音楽はいいね〜。」「ゴスペルは感動するね〜。」

とニコニコ。

 

音種♪成松さんのお話によると、2011年にサルコヤ楽器さんを訪れた時に

まだまだ電気もままならない中、小さな電球一つ灯して、

社長がお一人で津波の被害を受けたヴァイオリンを修理されていたそうです。

その姿に突き動かされ、その時訪れた音種♪仲間たちは

そばにあった楽器を黙って手に取り、きれいにし始めたそうです。

やってほしい、でもなく、やってあげる、でもなく、

自然にそうなったのだそうです。

その時に通い合ったもの・・・・・・・が今に繋がっている。

 

演者は時々不安になるものです。

こんなことやっていていいのだろうか・・・・・

こんなことやってなんの役に立つのだろうか・・・・・

でもこんなにも、音楽を、楽器を愛してくださる方がいる。

それは音楽をやる方にとっても、本当に力になる、と思います。

 

 

そして、次は大街道のツクイデイサービスさんへ。

8/1は石巻の街は川開き祭りで賑わいます。

でも、お祭りに行ける人ばかりではありません。

こちらにも毎年、ゴスペルチームのみなさんと共に、

音を届けに行っています。

 

演奏が始まると、利用者さんの様子が

どんどん変わられていくのがわかりました。

私たちの方へなにかがうわっと届いてきました。

私たちもそれを受け取って、相互になにかが立ち上がっていくのを

感じました。

私もなにか力を頂いて踊っていました。

なんなんだ、これは・・・・・という場がそこにはありました。

すごかったなぁ・・・・・・・

もう私、もらい泣きでした。

 

 

なんかねぇ、もう、本当にこちらがなにかを頂いているよなぁ・・・。

 

 

石巻の方々、サルコヤ楽器のみなさん、デイサービスのみなさん、

音種♪仲間たち、ゴスペルチームのみなさん、

本当にありがとうございます。

また来年!かな。

 

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石巻日記                 

白鳥の公演が終わった、翌日の深夜から、

私も参加させて頂いている音楽ボランティアネットワーク「音種♪」

の仲間たちと一緒に石巻へ行ってきました。

 

石巻にあるサルコヤ楽器さんとご縁があり、

「音種♪」は2011年の川開き祭りから毎年ずっと、

サルコヤ楽器さんの店頭と、大街道のツクイデイサービスさんで、

演奏をさせて頂いています。

それは、2011年のあの震災から、石巻の方々と音種♪仲間たちの

軌跡や奇跡のご縁でつながったものの積み重ねの歴史で、

私はその当時、石巻での活動には参加していなかったので、

石巻の方々のこれまでの日々や、

その方々と出会ってきた音種♪仲間たちの

言葉にしきれない数々のこと、ドラマや思いは知り尽くせないし、

計り知れません。

それでも、そこには確かに紡がれてきたなにか、があって、

確かに育まれてきたなにか、があって、

私は昨年から、それを少しずつ受け取らせて頂いています。

本当に有難いことです。

 

あの頃の石巻、を知らない私が行ってよいのだろうか、

行ってどうなるのだろうか・・・と思いながらも

参加表明した昨年。

そんなの気にしなくていいよ、参加してくれてうれしいと

歓迎してくれた仲間たち。今年も声をかけてくれました。

 

昨年は当日入りでしたが、今回は前泊して、

まだ震災の爪痕残る、大川小学校などを訪れました。

大川小学校での出来事は、いろいろと言われていますが、

でもそこにはあまりにも様々なこと、・・・問題というか・・・が

きっとあって、そう簡単に言い切れない、整理のつかないことのような気がして、

なんとも言えない・・・。

大川小学校を目の前にして、ただ手を合わせるしかないのだけれど、

でも同時にそれでよいのだろうか、とも思いつつ、

でもなにも言えることがない。という自分を知る。

 

 

そして、サルコヤ楽器さんへ。

社長さん、従業員さん、が笑顔で迎えてくださいました。

ああ、またこうして会えた。嬉しい。

再会の喜びを、知る。

 

 

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白鳥、終わりました。                 

ダンスが見たい19〜白鳥の湖〜 参加公演、

ケイタケイ'sムービングアース・オリエントスフィア

Light,part46「白鳥湖/黒鳥湖」

終了しました。

 

たくさんの方にご来場いただき、感謝です。

ありがとうございました。

 

そして、いつものことながら、

ケイさん、メンバー、スタッフの方々、

関わってくださった方、もの、すべて、

本当にありがとうございました。

 

前にも書きましたが、

今回は今までとは種類の違うむずかしさがありました。

踊っても踊っても、

なかなかその向こう側、裏側、が見えてこないというのか・・・

自分がとても表面的なところでしか踊れていないような気がして・・・

迷いというより、

本当にどうしたらよいのかよくわからない・・・

というようなこともたくさんありました。

(と言っても、振付として好きな踊りやシーンも

けっこうあったのですが。)

本番1週間前くらいにようやくなにか開放されたところから、

少しずつ見えてきたものがありましたが、

それにはその前の期間が必要だったのだろうな、とも

感じました。

 

毎回毎回通るべき道は違うものなのだと

つくづく感じます。

 

そして、自分次第で

踊りから教わること、伝えられること、はあるのだな、と思います。

 

本当にギリギリまで、どうなっていくのかよくわからないまま、

でも懸命に取り組む、というような状態でしたが、

でも終わってみると、

鳥であり、水であり、そしてそこになにかを感じて

見てくださったようで、よかったな、と思います。

不安も大きかった分だけ、

何かが届いたような終演後の反応に心底、ほっとしました。

 

 

それにしても1日1回公演というのはあっという間です。

もう少し本番を重ねることで見えてくるものがあったのではないか、とも

感じますが、きっとまた何らかの形で再演もするでしょう。

その時はもう少し、裏側も見えてくるようになるのでしょうか。

 

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いよいよ今週末です。                 

「ダンスがみたい19〜白鳥の湖〜」

ケイタケイ'Sムービングアース・オリエントスフィア

の公演もいよいよ今週末7/29(土)となりました。

 

連日通し稽古な日々です。

 

今回は今までのムービングアース作品とはなんというか・・・

取っ掛かりというか、動機というのか、が違う気がして、

(実際違って)

私としても、今までとなにか違う道のりを通らないと

なかなか見えてこないものがあって、

(そこが違うとこんなにも踊る方にも影響があるのか・・・と。)

これまでとはまた違ったむずかしさがありました。

道中は、戸惑いも多かったけれど、

ここへきてやっと、私の中でも息が通ってきた感じです。

そうなってくると、

やっとこれもムービングアースらしい白鳥なんだな、

と思えるようになりました。

 

有難いことに、予約前売りは完売ということです。

当日券はキャンセル待ちとなります。

当日券など詳細は

こちらでご確認ください。→d倉庫「ダンスがみたい19〜白鳥の湖〜」

 

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室野井洋子さんのこと                 

ようやく少しだけ言葉にできそうです。

 

月に1度のワークショップに通うようになったのはいつからだったか・・・

多分、出会いは2009年あたりだっただろうか・・・

初めのころはそんなに頻繁には通っていなかった。

でも、この場の貴重さと私にとっての必要さに気づいてからは、

よほどのことがない限り、このために時間をあけて通った。

ここには、ここにしかない、場と時間と学びと人、があった。

毎回毎回違う場があり、私の知らない世界に出会えた。

 

だから、これからもそんな場に出会い続けられるものだと思っていた。

学びたいことがもっともっとあった。

踊りのことも、もっとお話ししてみたかった。

 

室野井さんの踊りは本当に幽玄で美しかった。

私は室野井さんの踊りが大好きでした。

東京で踊られる機会は近年では少なくなっていたけれど、

ワークショップで動く(踊る)、その姿でさえも

魅入ってしまうほど、美しかった。

 

でも、ある時、二人でお稽古した時に踊られた踊りで

ふと出現した、なんとも愛らしい、

冬に咲くちいさな花のような姿も忘れられない。

あんなに可愛らしい雰囲気をまとっている室野井さんをはじめて見た。

小さな秘密を垣間見たような気がしました。

 

もっともっと室野井さんの踊りが見たかった。

まだまだ学ぶ気満々でいました。

でも、ふわっと託していってしまいました。

 

 

先日、子どもたちのクラスのことを友人と話しているときに

私が意識として感じていた以上に、私は室野井さんから頂いてきていることが

こんなにもあったんだ!!!と気づいた。

私は室野井さんからギフトをもらっていた!と友人に話している自分に驚いた。

そして、そのことを子どもたちにもつなげようとしていた・・・。

そうだったんだな・・・。

 

もう、室野井さんに、受け取っています、つなげます、と

伝える手段は、私には踊りを続ける以外にはなにもない。

 

でも、それこそが託されたことなのだろう。

踊ってください。踊り続けてください。

と私は言われている。

こんなギフトをもらっては、「はい」というしかない。

 

 

私はワークショップを通した、

踊りを通した、室野井さんしか知らない。

それが私と室野井さんの関係だったし、それでよいのだと思う。

踊りのこと、踊りへの向かう姿勢、

本当にたくさん伝えてくださっていたのだと思う。

そして、まだ私が気づいていないこともたくさんあるのだろう。

踊って踊って踊り続けて、

少しずつ気づいていけたらいいな、と思う。

 

 

出会えて本当によかった。

ありがとうございました。

 

はい。

踊っていきます。

 

 

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