Wonderland
青柳ひづる〜舞と踊りと旅と〜

見る時間                 

ここ数か月、「見る時間」を過ごさせてもらっています。

結果的に、なのですが。

 

教えのお仕事、クローズドな踊り場、稽古、等々で、踊ってもいますが、

一つ舞台をパスして、次の公演までは少し期間があるので、

今は「見る時間」が多くあります。

 

「見ること」、好きなのです。

本番を見るのもいいのですが、

人の稽古を見ているのはもしかしたら本番見るよりも好きかも。。。

特に人と人とが稽古している様子を見ているのが好きなのです。

見ているときはあまり、ああだこうだ考えて見ていなくて、

どちらかというと、なんとな〜く見ている感じ。

なんで好きなのか、自分でもよくわかりません。

でも、楽しい。

 

これは小さい頃からで、幼稚園の発表会

(オリジナルのオペレッタをやりました。)

の練習のパート練で、自分の出番の練習ではないときも、

他の子は遊んでいる中、一人でほかの子の練習をずっと見ていたらしい。

覚えていないけれど。

 

趣味みたいなものなので、それがあったから、こうなった、とか

よくわかりませんが、でも今教えている子どもたちの練習の中でも

自然と「見ること」も取り入れていて、

子どもたちはその中で何かハッとすると、

理屈ではなく入ってくると、驚くほど変わります。

先日も小学生クラスの子どもたちに「静かにゆっくり踊る」

ということをやってもらったのですが、それを見て

未就学児クラスの子どもたちの中にすっと何かが入ってきたらしく、

一気にその場の集注力があがって、

子どもたちが踊ることで、とてもシンとした場になって、驚きました。

しかも、それ以降、クラスの受け方までも変わって。

言っても言っても変わらなかったことが、そういうことで

すっと変わったりするので、本当に不思議です。

 

そして、もう一つ、今の私の見る時間。

明日からの3日間、ムービングアーススタジオで、

ムービングアースのメンバーによる創作の会「習作展」があります。

私は今回はいろいろ考えた結果、出演しないことにしました。

この会は創作の原点に立ち返り、その芽を丁寧に見つめることをしていて、

発表ももちろん大事な場ですが、その過程もメンバー全員で、

丁寧に歩むべく、奮闘しているようなところがあります。

発表までの過程で何度かお互いに見合い、学び合う時間があります。

私は今回出演はしませんが、その過程には立ち会わせて頂いてきました。

つまり「見る」に専念させて頂きました。

「見る」に専念させてもらって感じたのは、やはり自分も出演者だと、

自分のこともあるので、ちゃんと見ていたつもりだったけど、

やはりここまで「見る」に専念は出来なかったな、と。

だからとても貴重な時間を過ごさせて頂きました。有難い。

ただ、この場に立ち会うからには、ただ趣味のように見る、のではなく、

なにを見て、そしてなにを言うのか(言わないのか)、を

出演しない代わりに自分の課題としたので、

いろいろいろいろ・・・学びの時間でした。

 

思うところもあるし、思われるところもあるだろうと思いつつ、

この期間を過ごさせてもらいました。また新たな経験になりました。

 

 

そんなムービングアース仲間たちの「習作展」は明日からです。

明日は雪になるかもしれないようですね。

お越しの方々、どうぞお気をつけて、暖かくしてお越しください。

 

詳細はこちらをご覧ください。→ケイタケイ's ムービングアース

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