Wonderland
青柳ひづる〜舞と踊りと旅と〜

ファシリテーター養成スクール                 

コミュニティダンスのファシリテーターの養成スクールに

3泊4日で参加してきました。

 

子どもたちとのワークショップ、親子のワークショップ、

障がいのある方々とのワークショップ、あるいは作品、舞台創りなどに

アシスタントなどで関わったり、

私も主催するようになったりしてはいましたが、

今まで養成スクールなどで土台から学んだことはなかったし、

(ファシリテーターの為のワークショップには参加したことがありますが。)

自分以外の方のやり方、考え方、なども知りたかったし、

ほかの方の経験などもなかなか聴く機会がないので、

聴いてみたいと思いました。自分の中になかった発想や、

新しい視点に出会えるといいな、と思いました。

 

4日間、びっしりのスケジュールで、ワークも講義も、講義以外でのお話も、

出会いも、ぎっしりで、とても濃い時間だったので、

とても一言では言い表せることではないのですが・・・・・

でも振り返ってみると、その中で感じた様々なこと、

もちろん違和感や疑問(べつに悪い意味ではなく)も含めて、

これから自分がどう進んでいくのかな、とか

なにを大切にしているのかな、とか

・・・・・もちろん、ファシリテートの具体的なことを学ぶ時間でも

あったのですが、自分のやっていること、やってきたことを

もう一度見つめる時間でもあったな、と思います。

 

そして、今までワークショップ等を通して出会ってきた人たち、

子どもたち、のことをまた思い出したりもしました。

私がこうしてこういうことを続けているのは、

そういう中で出会った方からなにか伝えられてきたことがあったからで、

それを繋いでいきたい、とかそんなことでやってきているような気がします。

 

私はとりあえずやってみよう、というのがなかなか出来ないたちで、

自分の中で腑に落ちたような感じがないとなかなか一歩を踏み込めない

という面倒なところもあるので、こういう活動している中でも、

つっかかったり、立ち止まったり、もやもやしたり、

揺れたり、肯定できなくなったり、やれなくなったり、

・・・・・・・を何度も繰り返してきましたが、

その度にその時に出会った人たちが

ふ〜っとなにかを伝えてきてくれていたような気がする。

 

震災後、2年くらい(精神的に)踊れない時期がありました。

実際には踊っていたし、踊りの場もいくつか頂いていましたが、

踊っていたけど、踊れていなくて、踊っていてとてもつらかった。

でも、ある地で、本当にとてもとても小さな、誰の目にも触れないような

本当に小さな場で、ある子どもたちと一緒に踊りを創って踊りました。

その子たちは小さな身体で、本当に多くのことを受け止めながら

生きている子たちでした。涙が出るほど健気に生きていました。

その子たちがキラキラと踊る姿・・・それは本当に小さな奇跡のような経験で、

そこから帰ってきた私は、なぜかまたとても自然に踊ることを

肯定できるようになっていました。

そして、それまでは、福祉系のワークショップに関しては、

色々思うところがあり、自分はアシスタントは出来るけど、

ファシリテーターにはならないだろうな、と思っていましたが、

その感じも今ならやれるかもしれない、やってみたい、

に変化していることに気づきました。

すると、不思議なことに、働いていた知的障がいのある子どもたちの施設から、

「ダンスプログラムをやってくれないか」という依頼がきました。

 

この一連の不思議な流れは自分でも本当に不思議なのですが、でも、

とても自然に受け入れている自分がいました。

踊ることや踊り続けること、を再び肯定し、

また、他者と共に踊ることと再び出会いなおしたような、

小さな小さな、でもとても大きな出来事だったんだな〜と思いました。

 

そんなことが折々にふっとおこって、

こうして今も踊っているし、

今日もまた子どもたちと踊るんだな、と思います。

 

私自身は今までも、今も、あまり自分の意識としては

コミュニティダンスをしている、という意識では全然なくて、

自分が本当にやりたいこと、やっていて楽しいこと、繋げたいこと、

ワクワクすること、を自分ができるやり方から、やっていたら、

なんかどうやらコミュニティダンスみたいなこともやっていたのか〜・・・

という感じだったのですが、

でも、多分それでいいのだろうな、ということも今回参加してみて思いました。

 

本当にコミュニティダンスといっても色々あるし、

本当に小さなささやかな場所でひっそりと美しいダンスが

おこっていることもきっとたくさんあるのだと思う。

 

やり方も、考え方も、道筋も、規模も、本当に無数にあって、

それはそれでよくて、そういうことに関わらず、

誠実にそれに向かい、そして本人も楽しんで、やっていれば、

そこには何かがおこっているのだろうと思う。

 

今回、スクールの最後にそれぞれのこれからやっていきたいことを

発表する機会がありました。

私にとってそれはなにかな、とずっと考えていましたが、

4日間で見つけたことは、

私が今、やれていること、やってきたこと、出会っている人や環境、

コツコツ地道やって育んできた関係づくり、・・・は案外ちゃんと

場つくりを整えてきていたのではないか?ということでした。

障がいのある子どもたちとの場もしかり、

藤野で出会っている大人や子どもたちの場もしかり。

すごく恵まれたところにいるのではないのか?

と改めて気付くことが出来ました。

だから、私がこれからやっていくこと、やっていきたいことは、

今、出会っている環境や人に感謝して、

またここからコツコツじわじわ育んで、

その場が練られていくのと同時に自分も練られていくように、

コツコツやっていくことだな、思いました。

 

 

自分がこれからやっていくうえで、大事な時間になりました。

講師のお二人、アドバイザーの方々、制作の方々、共に学んだ仲間たち、

出会ったすべての方々に感謝です。

 

 

: おどりのこと。 : comments(0) : - : posted by ひづる :
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