Wonderland
青柳ひづる〜舞と踊りと旅と〜

衣装と踊り                 

今日は衣装家の田村香織さんと打ち合わせでした。

もともとは今度の子供たちのクラスの発表会で使う衣装を相談しようと

連絡をとったのですが、色々やり取りをしているうちに、

子供たちのクラスでは、衣装作りのワークショップをしてくださることになり、

また、4月の香織さんの作品展では、私が踊らせていただくことになりました。

 

香織さんには以前、3着ほど衣装でお世話になっていましたが、

最後に作ってもらったのが2012年だったので、5年ぶりの再会でした。

でも、会って話したりしていると、ああ、なんだかこのタイミングも

実に巡り合わせだなあ、・・・と思うような再会でした。

 

今回の香織さんの展示で大切にしていることや、私が今大切にしていることや、

なんやかんや・・・・・ありつつも、ふっと、その場所にいたら、

今回の展示の中のパフォーマンス、また、パフォーマンスの衣装が

浮かび上がってきました。

それは「万象連歌vol.1ーはじまりのうたー」で作っていただいた衣装、でした。

 

香織さんと衣装を傍らに話しながら思い出しました・・・、あの時のこと。

その公演は2011年の4月3日でした・・・・・。

本当にいろいろあった、春でした。

ある程度きちんとした自主公演、ソロ公演をした第1回目、はじまり、

・・・だったのもあり、なにか「はじまる、はじまり」というところを

思いながら作品を作っていたのですが、

まあ、いろいろなことが起こり、3.11まで起こってしまって・・・。

作品の持つ意味がもうどんどん否応なく変わってしまった・・・

そして、終わってみると、「はじまりのうた」ではなく、

「おわりのうた」だった、と気づいたのでした。

ああ、これは今までのなにか、に別れを告げるために、

それまでのなにか、をちゃんと終わらせるために、

踊らなくてはいけない踊りだったのだと・・・・・・・。

公演が終わった後はひたすらぽっかりと穴が開いたような、本当に空虚で、

もうこれから先、こんな踊りを踊ることはないかもしれないな・・・と。

まぁ、実際は今も踊っているわけですが。(むしろやっと踊り始めた、かな。)

でも、この公演を境に踊り方や踊る意味や、作品をつくるということや、

ものごととの関係の結び方・・・などなど

あらゆるものがもう、勝手に変化してしまって、

私はそれを受け入れるしかない(自分のことだけど。)という感じでした。

 

さて、その作品の中に衣装が重要な役割を果たすシーンがあって、

今回香織さんとお話していて思い出したのも、そのシーンでした。

それも作ったときはそこまで思っていなかったのですが、

最終的にはすごく意味をもってしまった、という感じです。

 

その時の衣装とあれから6年後のほぼ同じ時期(1日違い)に

再び出会う、ということ。なんなのでしょう・・・。

それは踊り終わって初めてわかるような気がします。

それに出会ってみたい・・・だからそれを引き受けてみよう、と思っています。

 

 

香織さんの展示は4/3〜9で

北池袋の「くすのき荘」というスペースでやっています。

私はパフォーマンス初回の4/4(火)18時〜踊らせて頂きます。

ト、ト・・トークも・・・

(私のこと知っている人はわかると思いますが、

私、トークとかは・・・すごく苦手なのです・・・。

挙動不審になるかもしれませんが・・・がんばってみます。。。)

 

期間中、私のほかにも様々なダンサーさんやパフォーマーさんの

パフォーマンス、トークがあります。

同じ身体表現者でも、本当に様々。

やるものも、理由も、作る理由も、作り方も違うだろうし、

それが違うと当然衣装との関りも違うと思います。

そんな様々なあり方に出会えるのもおもしろいのではないかと思います。

ぜひ、(連日?!)足をお運びいただければ、と思います。

 

詳細はこちら。→田村香織

 

 

さて、そして、香織さんによる衣装ワークショップはいよいよ今週末です!

様子はまたこちら→「ひとつぶの種・星のたね

でレポートしたいと思います。

 

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